忙しい日々の中で、気づかないうちに心がすり減っていたり、自分を見失いそうになることはありませんか?
そんな時、ほんのひとときでも心に優しいピンク色の光を思い描けたら、少し安心できるかもしれません。
今回は「愛と癒しの象徴」とされる天然石・ローズクォーツと、ピンク色のイメージを使った、簡単な瞑想法をご紹介します。
ローズクォーツとは?愛と美を象徴する石の魅力

ローズクォーツは、淡いピンク色をした石英(クォーツ)の一種で、「愛」「優しさ」「美しさ」を象徴するといわれています。やわらかな輝きを放つこの石は、心にそっと寄り添ってくれるような存在として、世界中で親しまれています。
特徴としてよく挙げられるもの
- 半透明〜乳白色のやわらかいピンク色
- 「自己受容」「真実の愛」の象徴とされる
- 恋愛や人間関係の調和をサポートする石ともいわれる
色彩がもたらす心理効果

ピンク色は、色彩心理学の分野でも「安心感」「優しさ」「幸福感」をもたらす色とされています。
- 緊張や不安を和らげ、リラックスを促す
- 怒りや攻撃性を抑える方向に働く
- 自律神経のバランスを整える可能性がある
たとえば、1970年代のアメリカでは、刑務所の壁をピンクに塗ったところ、受刑者の攻撃性が落ち着いたという実験報告もありました。ピンク色が心に与える影響は、私たちが思っているよりも大きいのかもしれません。
ローズクォーツを使った瞑想法
誰でも簡単に始められる、ローズクォーツとピンク色のイメージを使った瞑想法をご紹介します。(ローズクォーツがお手元になければ、ピンク色をイメージするだけでもOKです)
基本のステップ

- 静かな場所でリラックスして座る(または仰向けに寝る)
- 左手にローズクォーツを持つ(胸の上に置いてもいいです)
- ゆっくり息を吐き切ってから、ピンク色の空気を吸い込むように何度か深呼吸する。
- 何秒吸って何秒で吐くなどの決まりはありません。自然な呼吸で大丈夫です。
- 体の内側に優しさが広がっていくような感覚を味わう。
ポイント
- 息を吐くとき:疲れやもやもやを外に出していくような気持ちで。
- 色のイメージ:ピンク色の空気と光が胸から全身へ広がっていくイメージを楽しんでみてください。
- 左手に持つ理由: 左手は「外部からのエネルギーを受け取る」とされ、心に近い場所でもあるため、癒しのイメージと相性が良いといわれています。
- 時間帯のおすすめ: 朝の目覚め時や夜の就寝前など、一人で静かに過ごせる時間。
ローズクォーツと出会ってから起こったこと
20代でのローズクォーツとの出会いについて、以前のブログ記事に掲載しています。石の浄化方法などもご紹介しています。これからお伝えする体験談はその当時のものです。よろしければお読みいただけると嬉しいです。
一日の終わりのルーティン

<これは私の個人的な体験談です>
私がローズクォーツと出会ったのは、20代の頃。職場の人間関係で疲れてしまっていた時期でした。
そんなとき、ローズクォーツと出会いました。やわらかい色合いと、手に馴染むなめらかな感触が心地よくて、いつも持ち歩いていました。夜寝る時も一緒。枕の下に敷いて寝ることもありました。
夜、静かな時間に石を手に取り、ピンクをイメージしながら深呼吸をする習慣が身につきました。「私を大切にしてこなかったのは周囲ではなく私自身だった」「自分のことをもっと大切にしよう」と、ふと思えたことを覚えています。
大きな変化が一夜で起きたわけではありませんが、そうした小さな気づきが、少しずつ自分を取り戻すきっかけになったように思います。
さいごに
パワーストーンを持ったとたんに奇跡が起こり、すべてが好転する人もいらっしゃるのかもしれません。しかし、私の場合は「この石を大切にしよう、縁あって出会ったのだから」と感じてから、少しづつ自分の見える世界が変わっていったように思います。
ローズクォーツとピンク色のイメージを使った瞑想法は、誰でもすぐに始められるセルフヒーリングの方法です。自分自身をやさしく包む時間をつくってみませんか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
※この瞑想法はリラクゼーションを目的としたものであり、医療的効果を保証するものではありません。心や身体の不調が続く場合は、医師や専門家に相談されることをおすすめします。