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【怖くないお盆のはなし】見えないけどつながっているご先祖様との時間

大輪の蓮の花とつぼみ

毎年8月になると、暑さの中にも、ふと「しん…」とした空気を感じることがあります。それは、気のせいではなく、お盆という特別なエネルギーの時期が関係しているのかもしれません。

「お盆ってなんとなくこわい…」「霊とか、スピリチュアルってちょっと苦手…」

そんな方にも安心して読んでもらえるように、やさしくて怖くないお盆のはなしを、スピリチュアルな視点からお届けします。

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お盆って、スピリチュアル的にどういう時期?

お盆の期間は地域によって異なります。一般的には8月13日から16日の4日間で行われる(東京など一部地域では7月13日から16日)日本の大切な年中行事のひとつです。

先祖の霊をお迎えし、感謝の気持ちを伝える期間です。

スピリチュアルの世界ではこのお盆の時期を、「霊的なベールが薄くなる時期」として捉えたりします。

これは、普段は重なり合っていないこの世(現世)と、あの世(霊界)の間にある境界線が、この時期だけ、やさしくふんわりと薄くなる…そんなイメージです。

つまり、お盆は「見えないけれど、あたたかな存在とつながりやすい時期」といえます。

ご先祖様は、やさしく、あたたかく、見守ってくれる

家族三代揃って笑う

ご先祖様は「わたしたちをこの世に送り出し、見守り、サポートしてくれている存在」だといわれます。

決して「怒っている」「祟ってくる」といった怖い存在ではなく、むしろ、私たちの人生が少しでもよくなるように見守ってくれているんです。

お盆は、その「つながり」を改めて感じやすいタイミングです。

例えば──

  • 懐かしい人の夢を見た
  • 昔のことをふと思い出した
  • 普段通らない道を歩いたら、お墓の前だった
  • 涙が出そうになるような、説明のつかない感情が湧いた

こんなことがあったら、それはご先祖様や高次の存在からの、ささやかな合図かもしれません。

お盆の過ごし方

スピリチュアルな視点で「つながる」ためにできること

「見えない世界」と「見える世界」がやさしく重なるお盆の時期。スピリチュアルな感覚を大切にするなら、以下のような過ごし方をおすすめします。

1. 感謝を伝える

手を合わせる赤ちゃん

最も大切なのは、感謝の気持ち

「ありがとう」「ここまで無事に生きてこられたことに感謝しています」そんな言葉で十分です。

特別な儀式や作法がわからなくても、心からの気持ちはちゃんと届いていると思います。

たとえば

  • お墓参りができる方は、短時間でも訪れてみる
  • 仏壇にお花を供える(なければ、心の中でもOK)
  • お線香を焚いて、静かに手を合わせる

どれも、日常の中にある小さな行為。でも、それこそが、目に見えない絆を育てる祈りなんです。

2. 静かに「受け取る」時間を作る

お盆の時期は、メッセージを受け取りやすいタイミングでもあります。

この時期におすすめなのが「静かな時間」。

  • 夜にキャンドルを灯す
  • テレビや音楽の音を消して、風の音や虫の声に耳を澄ませる
  • ノートに、思いつくことを自由に書いてみる

そうすると、自分の中にある「気づき」や「メッセージ」を感じやすくなります。

夢に出てきた言葉。ふと心に浮かんだ人の顔。「こうしてみようかな」と感じたインスピレーション。

それはすべて、私たちの魂と、ご先祖様との対話かもしれません。

3. 心と体を「整える」ことを大切に

この時期は、霊的なエネルギーが強まる分、敏感な方は体調を崩しやすくなったり、情緒が不安定になることもあるといわれています。

「なんだかモヤモヤする…」「理由もなく眠い」「人混みがつらい」など。

それは、魂のデトックスかもしれないそうで、

次のようなことを意識してみてはいかがでしょうか。

  • お塩を入れたお風呂にゆっくり入る(1〜2つまみでOK)
  • 水分をたっぷりとって、自然の多い場所で深呼吸する
  • スマホやSNSを少しおやすみして、五感に意識を戻す
  • 「今日は整える日」と決めて、やさしい音楽や香りで癒される

お盆の時期に見た夢やインスピレーションの意味

眠る女性と夢の中

お盆の間に見る夢は、ただの夢ではないこともあります。

特に、

  • 亡くなった方が出てくる
  • メッセージのような言葉を誰かが言っていた
  • とても印象的で、目が覚めたあとも感情が残る

そんな夢だった場合、そこには大切なサインが含まれていることも。

夢の中は「魂の次元」ともつながっているとされていて、お盆の時期は特にその扉が開きやすいタイミングなのだとか。

夢に出てきた人に直接会えなくても、心の中で「ありがとう」「大丈夫だよ」と声をかけてみてくださいね。

「怖くないお盆」を感じるために大切なこと

ここまで読んで、「でもやっぱり、ちょっと霊的な話は怖いな…」と思った方がいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、無理に「感じよう」としなくて大丈夫。お盆の本質は「感謝」と「つながり」

わたしたちが今日、こうして生きていられるのは、何世代ものいのちがつながってきたからこそ。

スピリチュアルなことを深く理解しなくても、「ありがとう」と思う気持ちだけで、じゅうぶんエネルギーは伝わっています。

まとめ

お盆は、ご先祖様と「心で会える」優しい時間

お盆という特別な時期。それは、怖いものではなく、見えないけれどあたたかな存在との再会の時間です。

わたしたちはいつも見守られていて、大きな愛の中で生きています。

この小さなブログに立ち寄ってくださった方が、今年のお盆を穏やかに、やさしい気持ちで過ごせますように。

そして、もしどこかでふと懐かしい気配を感じたら、それはご先祖様や魂の仲間たちからの「やさしいサイン」かもしれません。