夏至から1ヶ月、今はどんなエネルギー状態?
夏至は1年の中で最も太陽のエネルギーが強くなる日。言い換えれば、自然界における「陽の極み」の瞬間です。
夏至を過ぎて約1ヶ月。スピリチュアルな観点では、今この時期こそが「エネルギーの転換点を越えたあとの内省と再調整のタイミング」とされています。
気づけば、以前のような外向きの活動よりも、内省や静かな時間を求める気持ちが強くなってきていませんか? それは、自然の流れと共鳴している証拠なんだそうです。
今回は、夏至から1ヶ月後のスピリチュアルな意味やエネルギーの変化、魂の再調整に向けた過ごし方についてお届けします。
夏至を過ぎて「陰」が増すという陰陽思想の視点
東洋の陰陽思想では、夏至は「陽のピーク」であり、そこから徐々に「陰のエネルギー」が増していくと考えられています。
つまり、夏至を境に自然界も、そして私たちの心身も「外向きから内向き」へと変化しはじめるということ。日本でも、夏至のあとの6月末〜7月初旬に行われる「夏越の大祓」は、まさに“陰の時期”への準備としての浄化の行事です。
7月から12月は、“内面を深める”ための半年間。静かに自分と向き合い、次なる変容に備える時期といえます。
夏至後の内省が大切な理由
夏至直後は、魂の深い部分で「潜在意識の書き換え」が起こりやすい時期といわれています。新しい気づき、価値観の変化、自分に正直になりたいという願望。こうした動きは、魂の進化の兆しともいえます。
そして夏至から1ヶ月が経過した今は、心身が新しいエネルギーに馴染み始める“統合”のタイミングです。
内省の時間を持ち、気づいたことをしっかりと振り返ることが、今後の方向性を整えるうえでとても重要なのだそうです。

この時期に起こりやすいといわれる心身の変化
この「陽から陰への移行期」には、以下のような変化を感じる方が増えるそうです。
- やる気が出ない、眠い、ぼーっとする
- 感情の波が激しくなる
- 昔の記憶が急に蘇る
- 不安や焦りが出てくる
- インスピレーションが鋭くなる
こうした現象は、エネルギーの再調整に伴う“自然な浄化のプロセス”といわれており、「何かが変わろうとしている」のだと受け止めてみてください。
夏至後の過ごし方【7つの実践法】
スムーズにこの時期を乗り越え、魂と心の成長をサポートする過ごし方を7つご紹介します。
1. 内面と向き合う静かな時間を持つ
朝の静かな時間に深呼吸をしたり、瞑想をするだけでも、自分の内側とのつながりが強まります。外の情報に振り回されず、自分の感覚を大切にしましょう。
2. 感情を否定せず受け入れる
不安やイライラも、潜在意識からの「気づいてほしいサイン」。湧き上がる感情をダメだなんてジャッジせず、「あぁ、今こう感じているんだな」と見守ってあげましょう。
3. 今年後半の目標を明確にする

2025年後半の目標を明確にしてみましょう。ノートや紙に書き出し、計画を立てるのに良い時期です。叶えたい未来を先取りするように、感謝とともに書き出してみましょう。イメージングも効果的です
4. 小さな行動を習慣化して潜在意識を書き換える
潜在意識の変容は「日々の習慣」が鍵。ポジティブな言葉を意識的に使ったり、アファメーションを取り入れてみたり。小さな成功体験の積み重ねが自信につながります。
5. グラウンディングと自然とのつながりを大切に

芝生を裸足で歩く、森の中で過ごす、水辺で静かに呼吸する。自然に触れることで、安心感が高まるそうです。
【海の日デトックス】海辺やおうちで簡単にできる方法を紹介している記事はこちら
6. ポジティブ思考とアファメーションの活用
「私は私を愛しています」「必要なことはすべて与えられている」など、自分に優しい言葉を日常の中に取り入れてみましょう。
7. 心と体を労わるセルフケア
バスソルトやエプソムソルトで浄化する、ハーブティーでリラックスする、好きな香りに包まれる。体と心に「ありがとう」と伝える時間を意識的に取ってみましょう。
スピリチュアルな再調整の波に乗るには
今このタイミングで最も大切なのは、焦らないこと。そして、自分の内側にある「静かな声」にしっかり耳を傾けることなのだそうです。
直感、インスピレーション、夢の中でのメッセージ。どれも、あなたの本質から届く大切なガイドだといわれます。
それらを日記に書き留めたり、ビジョンとして明確に描いたりしながら、「次の自分」への準備を整えていくといいそうです。
まとめ

今は、深く優しく「自分とつながる」時間
夏至から1か月が経過し、私たちは今、陰のエネルギーに優しく包まれつつあります。
この静かなタイミングこそ、魂の声が聞こえやすく、潜在意識が変容しやすい時。慌ただしい日常から少しだけ離れて、自分にとって本当に大切なものを見つめる時間を持ってみてください。
心と身体に優しく、自分を信じること。
それが、これからの半年間をしなやかに、そして軽やかに生きるための、最高の準備になるはずです。